蓄熱式脱毛機の効果の違いは?各社の蓄熱式脱毛機を比較して効果検証

医療脱毛機機の種類
この記事は約8分で読めます。

最近流行りの蓄熱式脱毛機ですがその効果はどうなのでしょうか?

蓄熱式脱毛機については、様々な意見があり、口コミを調べ尽くしても、本当に効果があるのか解らないという人が多いかと思います。

今回は、蓄熱式脱毛機として

  • どの様な点を確認すれば良いのか?
  • 蓄熱式脱毛機は本当に効果があるのか?

をご説明致します。

 

蓄熱式脱毛機の効果がある機種の選び方

蓄熱式脱毛機の選び方

蓄熱式脱毛機は世の中に多数出回っていますが、最近では脱毛サロン等でも蓄熱式を広告している脱毛店も多数存在しているため、中々、本当に効果がある蓄熱式脱毛機を選ぶのがとても難しくなっています。

結論からお伝えすると、脱毛機は、ランダムに口コミ等を調査するのではなく、脱毛機の製造メーカーを基準にして選定することか重要です。

良くある話として

  • 蓄熱式だと聞いて脱毛したが脱毛サロンだった。
  • 最新型と聞いていたが、古いシリーズの脱毛機で施術時間が掛かった。
  • オリジナル脱毛機と言われたが、実は他メーカーのOEMだった。

などがあります。

蓄熱式脱毛機のメーカー別性能比較

脱毛機は、大手メーカーの脱毛機であれば、レーザー技術の開発等に莫大な投資をしているだけあり、多少モデルが古くても十分な効果を得られるし、厚労省の薬事承認やFDA承認を得ているので信頼感もあり安全で安心、効果も期待できます。

あまり名前を聞いたことが無い脱毛機だと、どうしても効果や安全性に疑問が出てしまいます。

以下に、蓄熱式で有名な3社の脱毛機を紹介します。(以下は蓄熱式の機能でのみ比較しています)

製造元アルマレーザー社
(イスラエル)
エースクレピオン
レーザー
テクノロジーズ社
(ドイツ)
BLUECORE社 (韓国)
機種名ソプラノメディオスターラシャ
シリーズの推移チタニウム(2019年)
●アイスプラチナム(2014年)
●ソプラノアイス
モノリス(2021年)
ネクストプロ(2018年)
ネクスト
●トリニティプロ
●トリニティ
●ラシャ
レーザーの種類・アレキサンドライト(755nm)
・ダイオード(810nm)
・Nd:ヤグ(1064nm)
尚、ソプラノアイスは810nmのみ
ダイオード
・808nm
・940nm
ダイオード
・755nm
・810nm
・1064nm
尚、ラシャは810nmのみ
照射方法蓄熱式 蓄熱式と熱破壊式の切り替え蓄熱式と 熱破壊式の切り替え
剛毛
根深い毛
産毛
色黒/日焼肌
敏感肌・
アトピー
痛みの弱さ ◎ ◯
パルス幅5~200ms3-400ms575ms
照射面積2cm2
4cm2
1.0~10.0cm2
S:1cm2
M:1.5cm2
L:3c㎡
XL:9.98cm2
12mm×20mm
照射スピード最大10Hz最大20Hz不明
向いている部位全身、顔、VIO全身、顔、VIO全身、顔、VIOの通常の毛
全身照射時間約60分程度約60分程度約60分程度
冷却機能ある。
ハンドピース一体型
ペルチェ冷却方式強力な冷却機能で痛み最小限
-10℃まで冷やされる
厚生労働省
薬事承認取得
XX
FDA承認取得X
ジェル塗布 ◯

上記の表での比較内容は、蓄熱式に対する比較内容となっています。上記脱毛機の中には、熱破壊式の機能を持ったものも存在しますが、熱破壊式でのダイオードレーザー脱毛機の性能比較については、以下の記事で紹介していますので、参照頂ければと思います。

 

医療脱毛の蓄熱式脱毛機とは?

蓄熱式は熱破壊式と比較して低出力のレーザーを照射します。

熱破壊式と蓄熱式の違いについては、以下の記事をお読み下さい。

産毛、日焼けした肌、敏感肌への照射に用いられることが多いです。

畜熱式は、低出力のレーザーを連続照射し、熱を蓄積して毛を育てる指令を出すバジル領域にダメージを与えます。

蓄熱式のメリットとして以下のようなメリットがあると言われています。

  • 痛みが少ない
  • 産毛・細い毛に高い効果を発揮
  • 色黒肌・日焼け肌の脱毛ができる
  • 敏感肌・アトピー肌の炎症のある肌でも脱毛もできる
  • 硬毛化のリスクが低い

一方、デメリットとしては、

  • 剛毛や根深い毛については、熱破壊式の方が効果がある。
  • 実際に効果を感じるまでに時間がかかる。

熱破壊式は、施術直後からポップアップ現象が発生し、毛がポロポロ抜けて来るのが特長ですが、熱は開始の場合には、施術後2~3週間位してから毛が抜けてきます。

このため、蓄熱式は効果が無いとよく言われる所以ですが、最終的には、熱破壊式と比較して施術回数や施術期間は、毛周期に依存する所が大きいため、どちらも同じくらいの回数、期間となります。

尚、毛周期による脱毛回数や脱毛期間については、以下の記事を参照願います。

 

ソプラノシリーズの特徴

755nm(アレキサンドライト)はメラニン吸収率が高く、1064nm(Ndヤグ)は水分吸収率が高いため、810nm(ダイオード)と合わせて3波長をブレンド照射することにより、より蓄熱の温度上昇効率も向上しています。

また、アレキサンドライトを使用することで剛毛に対して、ヤグレーザーを使用することで根深い毛に対して高い脱毛効果を得ることができるため、ダイオードのみの蓄熱式と比較して格段に効果が期待できます。

ソプラノシリーズの詳細については、以下の記事で詳しく説明しているので、ご参照下さい。

 

メディオスターシリーズの特徴

メディオスターは、808nmと940nmの波長を持つダイオードレーザーを照射するため、産毛の脱毛を得意としています。
私は、産毛のみの脱毛効果としてはNo.1であると確信しています。

また、痛みに関しては、弱い熱をじわじわと肌に加えるという、痛みが少なくなる仕組みが備わっているため、レーザーの熱による痛みは控えめです。

メディオスターシリーズの詳細については、以下の記事で詳しく説明しているので、ご参照下さい。

 

ラシャシリーズの特徴

ラシャシリーズは、韓国のBLUECORE社の脱毛機ですが、詳細な性能スペック等が一般に提示されていません。このため、施術を受けた方の口コミを元に以下の内容を記載します。

ラシャは比較的痛みは少なく、おそらくメディオスターとソプラノの間位の痛みです。

また、脱毛効果としては、産毛に対する効果は、メディオスターとソプラノの方が上だと感じています。

剛毛や根深い毛については、ソプラノの方が効果があると感じてしまいます。これは、ソプラノが純粋なアレキサンドライト、Ndヤグを使用しているのに対して、ラシャシリーズはダイオードレーザーの波長のみで755nmや1064nmを実現しているためでず。(やはり、本物には一歩及びません。)

ラシャシリーズの詳細については、以下の記事で詳しく説明しているので、ご参照下さい。

 

まとめ

蓄熱式脱毛機は、世の中に数多く存在し、その中には、サロンで使用される効果の無いものから、今回ご紹介した蓄熱式脱毛機の様に確実に効果が出るものも存在します。

蓄熱式脱毛機を選定する場合には、大手脱毛機メーカーのものを選ぶのが王道であり、失敗がありません。

蓄熱式にするのか熱破壊式にするのかについては、一般的に、蓄熱式と熱破壊式両方使用できた方が良いのではないかと思いがちですが、個々の機能で効果が薄い場合があるので注意が必要です。

蓄熱式と熱破壊式の両方を試してみたいということであれば、両方の脱毛機を備えているクリニックを選ぶことによりこの問題は解決します。

最初の数回は剛毛や根深い毛を熱破壊式で処理して、産毛は蓄熱式で永久脱毛するまで実施するというのもありですね。

アリシアクリニックなら、蓄熱式と熱破壊式の両方の脱毛機を選択できるので、おすすめです。

アリシアクリニックの詳細については以下をご確認下さい。

アリシアクリニックの詳細を確認

 

タイトルとURLをコピーしました